こんにちわダイキンです。今回は僕が実践しているミニマリストについてのお話をしようと思います。
世間ではミニマリストという言葉が流行っておりますが、僕が言うミニマリストは物を全く持たないと言ったような意味ではありません。
そもそもミニマリストと言う言葉は英語の「minimal」という単語が語源となっているようです。minimalというのは直訳で最低限のという意味です。
僕の中のミニマリストの定義は、
「本当に必要なものを持っているシンプルな生活」
ファイナンシャルフリーという言葉があると思いますが、極端に支出を減らすことができれば毎日好きでも無い仕事のために満員電車に乗っていく必要もなくなると思います。
最近ではFireムーブメントという言葉も出てきており、シンプルで最低限の支出で、資産運用益だけで生活することも可能になっております。
実際に僕は最低限の生活費で生活しており、嫌いな仕事は一切しておりません。収入的には月に100万とか入ってくるよりも毎日好きな時間に起きて、好きなことを好きなだけするという生活をしたいと願いそれを実現させました。
このブログではお金に関する内容を扱っているので直接関係ないと思われるかもしれませんが、シンプルな生活や思考は豊かさとも関係していると考えております。
ぜひこの記事を読んで、できることから実践していただければと思います。
なんでミニマリストになろうと思ったのか
僕がシンプルな生活を心掛けようと思ったのかというお話をします。答えを先に言ってしまえば友人の一言がきっかけです。
その友人が、
「床の見える面積と経済的な豊かさは比例する」ということを話していたことがあります。
どういうことかというと、貧乏人は物で溢れかえっているので床がほとんど見えない。
一方でお金持ちは物は最低限でシンプルな生活をしているという例えのようです。
実際にその友人はそれを実践して、部屋には生活感がほとんどないぐらいの生活をしており、結婚して子供もいていくつもの会社を経営しシンプルで豊かな生活を送っています。
さらにもう働かなくても良いぐらいの資産を蓄えているにも関わらず、他者に最大限貢献する生き方をしております。
僕はその友人とはもう5年の付き合いになりますが未だに毎週のように会ってその考え方を日々実践してきました。
僕の場合はなろうと思ってなったのではないんです。豊かになるためには必要な考え方だと学んだからなんです。
何事も必殺技は無いんです。どんなに凄い成功者であろうと小さなことからコツコツとってことを学んだのもこの時からです。
ミニマリストになってどうなったか
ミニマリストになることで得られたことはたくさんあります。順番に説明していきますね。
所有欲が減りシンプルな生活を心がけるようになった
僕の場合は所有欲というものがかなり減りました。特に男性はコレクションだったりとか何かを集めるということを好む傾向があるかと思います。
僕も小さい時から漫画やゲーム、本など始め様々な物をコレクションする性格でした。しかし、今はモノをできるだけ少なくしてシンプルにしていこうと思う方が強くなりました。
そして豊かさの指標は物質的なモノを所有することとは直結しないと思うようになりました。
本当に必要なモノだけを買うようになった
本当に必要なものしか買わないので、むやみやたらにモノを買わなくなったことで支出が減ったこと。
今までは無駄使いばかりしていたので、買う前に立ち止まって考えるようになった。
最低限しかモノが無いので部屋がすっきりした
モノを買うことでドンドン部屋が散らかっていくのが嫌になりました。買うことよりも捨てることの方が好きなくらいです。
余計なことに振り回されずに集中して物事に取り組めるようになった
僕的にはこれが一番大きな成果だと思っています。モノで溢れている時は何から取り組めば良いのかがわからずに思考が複雑になっていました。
意思決定の時間が早くなった
自分の持っている持ち物を把握しているので、買うべきか買わざるべきかを迷わずにすぐに決めることができるようになった。
また、モノが少ないので家事の時間がかなり減りました。
フットワークが軽くなった
モノがほとんどないので明日引っ越ししようと思い立ったとしても、すぐに身動きがとれるようになりました。
ミニマリストになるには何から始めれば良いのか??
まずは断捨離から始めましょう。
断捨離というのは、
断 そもそも入ってくるモノを減らす
捨 モノを捨てる
離 所有欲から離れていく(考え方の変化)
という定義なのですがそもそものモノがありすぎるとあまり変わらないからです。
また注意していただきたいのは、整頓すればすっきりするという方もいると思いますが、整頓は一番最後です。
断捨離の順番としてはまずは整理して、次に整頓です。
整理整頓という言葉があると思いますが僕の中では次のように定義しています。
整理:モノを捨てること
整頓:整えること
なのでまずはモノの絶対量を捨てて減らす整理をしましょう。やり始めた時は、愛着があるモノであったり、思い出の品などがあると思うのでなかなか進まないかもしれませんが何度かやるうちに慣れてきます。筋金入りのミニマリストは愛着あるモノでも必要なければ捨てるそうですがいきなりは難しいと思うのでできる範囲で。
断捨離すべき主要なものについて説明していきますね。
服の断捨離
服は人によっては量がたくさんありますので、かなり大変ですがまず取り組んでいきましょう。
特に女性は大量の服を持っていることが多いので大変だと思いますが頑張りましょう。
ポイント①今年着なかった服は捨てる
コツとしては、次にお金を出してこれを買うのかということを考えてみてください。
ほとんどの方はもしかしたら後で着るかもしれないと思いとっておくと思います。僕もそうだったのでわかりますが、そういうモノに限って二度と使わないことがほとんどです。
今年着なかった服は思い切って捨てましょう。
まだ見た目が綺麗な服に関してはメルカリなどを利用しても良いでしょう。
ポイント②ボロボロの服は捨てる
ボロボロになった服は今までの感謝を込めて捨てましょう。みすぼらしいままでいても何も良いことはありません。
ポイント③これいつか着るだろうと思っている服
僕の経験上ほぼ着ません。そしてなくなったとしても困りません。思い切って捨てましょう。
捨てた後に着たいなって思うことがあれば買い直しましょう。最初は無駄だと思うかもしれませんが、これを繰り返していくと徐々に節約につながっていくことが実感できます。
ポイント④迷ったら捨てる
迷った時点で愛着がない証拠です。迷わず捨てましょう。
ポイント⑤忘れていたものは捨てる
タンスの奥底で眠っていたものは、しばらく着ていない服です。もし今後着る予定でないのであれば捨ててしまっても問題ないでしょう。
書籍類の断捨離
書籍はコレクションなどで集めていたりすることも多いですが部屋の中でもかなりのスペースを取ってしまうので考えるべきモノです。
ポイント①読み終わって気が済んだ書籍などは捨てる
読み終わった書籍やDVDなどはよっぽど愛着があるモノ以外は捨てましょう。取っておくとかさばってしまいますので今後はkindleで読む、あるいは図書館などをうまく活用しましょう。
ポイント②データとして取り込む
最近ではパソコンなどで高容量のデータを保管できるようになっています。モノとして部屋に置いておくよりも、データとしてしっかりフォルダ分けすることで部屋がすっきりします。
ポイント③電子書籍化されてない本
これらについては一旦手放すとなかなか手に入らないケースもあるので考えて必要なら残しても良いでしょう。
もし手放しても良いのであればオークションやメルカリなどを利用して見ると高額で売れるケースもあるかもしれません。
ポイント④コレクション
これに関してはかなり大切にしている可能性が高いので無理に手放さなくても良いでしょう。もし徹底的にやりたければ考えてみてください。
書類などの断捨離
昔から取っておいてある書類などもこれを期に断捨離しましょう。基本的に一年以上使用していない書類は捨ててしまっても困りません。
また最近では電子化が進んでおり、紙媒体のものは基本的には捨ててしまっても入手できるので捨ててしまっても困りません。
何度か繰り返しているうちにどれが必要かわかってくるので、最終的に残ったモノをしっかりと保管しましょう。
ポイント①金融機関の書類、パンフレットなど
パンフレットなどの案内書類は捨ててしまっても問題ありません。
ただ銀行や証券の口座書類などの断捨離はかなり面倒です。今使っていない口座などは地道に解約などをしていってください。
今後口座維持手数料などが導入される可能性もあるので今必要ない口座は解約しちゃいましょう。
書類が整理されていない場合は、IDやパスワードなどがわからなくてかなり面倒ですが地道に取り組みましょう。
口座は3つぐらいあれば効率よく貯金できます。
ポイント②大事のもの基準
これは僕の基準ですが、
- 年金手帳、権利書など、ずっと取っておかなければいけないもの
- 口座情報や携帯の書類など、契約中はとっておかなければいけないもの
- 振込用紙など用事を済ませなきゃいけないもの
これらはしっかりとファイリングして取ってあります。
レンタルを活用する
最近ではモノを買わなくても手軽にレンタルするという方法があります。
うまく活用すれば自分の好きなものを手軽に使用することができます。
僕が便利だと思ったモノを紹介します。
洋服レンタル
これはかなり画期的だなと思いました。服を買わなくてもレンタルすることができるので欲しい服を買う前にチェックしてみては。
家具や家電などのレンタル
一人暮らしや転勤が決まっている場合は全て家具を揃えるのは大変だと思います。
ここでは様々なモノをレンタルできます。もしよかったらみてみてください。
レンタル腕時計
腕時計ってなかなか目につくものだし、買ったら意外としますよね。そんな悩みを解決するサイトがありました。チェックしてみてください。
レンタルサイクル
僕も使ってみてかなり便利でした。日常的に使うのであれば迷いどころではありますが、あまり使わない場合は電動自転車が格安で借りれて便利です。
どれも東京中心ですが、ドコモバイクシェア、ハローサイクル、Pippa、
レンタル傘
ラインの友達追加だけで気軽に傘をレンタルサービスです。
レンタル充電器
今や私たちの生活になくてはならないものの一つにスマホがあります。なんでもデータを管理できるようになった代わりに充電の持ちの心配がありますね。そんな時にチャージスポットという全国97%のシェアを誇る会社です。アプリさえあれば手軽に借りて、同じ場所ではなく違うスポットに返却できます。
僕がやっていてよかったこと5つ
ほんの一部になりますが僕が実践してよかったことを5つ紹介していきます。
家事の無駄を省くために下着を統一し、畳まなくなったこと
これは女性は難しいかもしれませんが、僕はパンツ・靴下・肌着を同じ色のモノを5ずつ持っています。
これをすると洗濯が非常に楽です。靴下などは色が同じであればどの組み合わせで履いても大丈夫になるのでかなり簡略されます。
そして僕は基本的に服はたたみません。
服の量を必要最低限にしているのに加えて、ハンガーで干せるものに関しては全てハンガーで干して、使用するときはそこから取って使っています。
これを実践することで畳むという行為自体を省略することができます。
ここまでやるにはかなり服を絞らなければなりませんが、かなり洗濯が楽になります。
テレビを捨てたこと
僕の家にはテレビがありません。なぜならテレビがある必要性がないと考えているからです。
テレビはつけているとダラダラ見てしまい時間の浪費に繋がります。最近ではニュースもラインニュースなどで見れます。
さらにテレビ番組もスマホやパソコンがあればTverなどもありますし、
アマゾンプライムなどで期間限定ではありますが無料で見ることもできます。
やっている番組を見るのではなく、自分から必要な情報を取る癖をつけることは何よりも大切ですが意外とできていない人が多いように感じます。
できる人は思い切って捨ててしまうか、メルカリなどを活用して手放してみてください。
パソコンやスマホの中身のフォルダ分け
最近のスマホやパソコンなどはクラウドなどに十分なデータを保存しておけます。
僕はほぼ全ての情報をicloudに保存しております。そうすることで、アカウントさえあればパソコンやスマホを破損してしまったり、紛失してしまってもいつでもデータを取り出せるのでリスク回避にもなりとても便利です。
クラウド上でフォルダを分けて、必要な情報を必要な時に取り出せるようにまずは中身のアプリケーションやデータなどを整理してみてください。
書籍をkindleで読むようになったこと
これに関してはかなり長い期間かけて移行している最中です。
やはり実物の本で読むほうが好きなのですが、毎回本を買ってしまうとどんどん部屋の中の本が多くなってしまうのでなかなかこだわりが捨てられませんでした。
しかし、kindleで読むようになってから本を読み返したり、本の中の情報を取り出したりすることが簡単に気づきました。
ブログを書く時に参考文献などをよく用いるのですが、電子書籍であれば、要点をすぐに収集できます。
あと僕はiphoneシリーズを愛用しているのですが、決定的だったのが、音声読み上げ機能があることです。
なんとkindleで書いてある文章を音声で読み上げてくれる機能があるのです。これにより完全移行することに決めました。
財布をキャッシュレスにしたこと
キャッシュレスはかなりやってよかったことの一つです。
何よりも財布を持ち運ばなくてもよくなったことは革命的です。
最近ではキャッシュレスに対してのキャンペーンもかなり充実しており、さらに現金払いの方が購入額が高くなる場合もあります。
銀行の通帳も電子化してネットバンキングで見ることができます。ネットバンキングで振り込みなども楽にできるのでわざわざ銀行に行く必要も無くなりました。
また、診察券やポイントカードなども全てスマホアプリで管理できるので、もはや財布は必要ありません。
僕は念の為多少は現金も持ち歩いていますが、基本的には財布は使いません。
マネーツリーは銀行・ポイントなどのお金の流れが全てアプリ上で見れるのでこれに全て連携するととてつもなく便利になるので是非やってみてください。
まとめ
今回はシンプルに最低限の生活を送るためのヒントをたくさん書きました。特にやってよかった5つは大変おすすめです。
考え方はいきなり変わりませんので、自分のできることからまずはトライしてみてもらえると幸いです。
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