知識

なぜお金がないのかを理解する【パーキンソンの法則】を理解すれば貯金ができるようになる

知識
この記事は約5分で読めます。

パーキンソンの法則というのを聞いたことがあるだろうか?

僕はお金のことを学び始めた約3年前に「パーキンソンの法則」を知りました。

始めはなんのことか全くわかりませんでした。しかし、お金のことを学べば学ぶほど多くの人がこの法則に当てはまっていることに気がつきました。

今回は「パーキンソンの法則」をしっかり理解して、自分の実生活に活かしていくことが目的です。

この記事を読むとこれがわかる!
  • 多くの人がお金がない理由
  • パーキンソンの法則とは何かを知る
  • パーキンソンの法則の実生活への活かし方

お金に関することを考える上で意外と気づいていないことをまずはじめにお伝えしておきます!

それは、、、お金は使えばなくなるということです。

しかしこの当たり前と思われていることを理解することが非常に重要なのです。

僕が「お金は意識しないと確実になくなる」ということに気づけたのはつい最近です。
そこのことに気づくまでの私はお金が無いのは当たり前で、なんでお金がいつも無いんだろうということさえ考えたことがありませんでした。

また「パーキンソンの法則」は仕事においても当てはまります。
時間というのは意識せずにいるとあっという間にすぎませんか?ではなぜなくなるのでしょうか?

こういったことが起きる理由は全て「パーキンソンの法則」というものがあるからなんです。

パーキンソンの法則とは

パーキンソンの法則(パーキンソンのほうそく、英: Parkinson’s law)は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン(英語版)の著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの[1]

具体的には、

第1法則仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。

第2法則支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

の二つからなる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第一の法則

第一の法則は、仕事や時間に関してのお話になります。

もしこの時間までにこのタスクを終わらせて欲しいと言われたら、目一杯その時間を使ってしまったことはありませんか?これが第一の法則です。

人は与えられた時間の中で精一杯タスクをこなそうと思うのですが、これがもし適性な時間よりも多い場合は無駄に時間を浪費していることがあります。

第一の法則を防ぐには

むしろ長時間労働をしていると、集中力も低下し生産性が落ちる傾向が高いです。

いつも仕事をする時に時間というものは意識しているだろうか?

僕が以前勤めていた会社では18時が定時だったのですが、定時に帰る人は滅多にいませんでした。仕事量が多かったというのもありますが、残業をするのが当たり前な雰囲気だったということが大きな理由です。

日本では残業をするのが当たり前な文化がとても強いように思います。
最近では36協定などがあり労働条件も改善されているように思いますが、まだまだ残業時間長いのが現状です。


アメリカなどでは、定時で上がるのが当たり前です。定時で上がって家族や友人との時間を過ごすのが慣例になっているのです。だからと言って給料が少ないということはなく、むしろ日本よりも多くの給料をもらっていることのほうが多いです。


もしあなたが残業をするのが当たり前になっているのであれば、まずは週一からでもいいので定時に上がってみてください。定時あがり後に予定を入れてみるのもアリかもしれません。そうすることで、逆に集中力が増して仕事効率が上がるかもしれません。

またその日のうちに終わらない仕事やタスクが残っている場合は、思い切って明日に回すのもアリかもしれません。

第二の法則

第二の法則の、支出は収入の額に達するまで膨張するとはどういうことでしょう。

しっかり貯金の額などを決めたり財形貯蓄などを利用している人などを除いて、
収入の額が無くなるまで、支出は増え続けていくと言う事です。

これがとても厄介で、収入が上がったとしてもその分支出も上がってしまうので、
意識しないと貯金できる額は少なくなってしまいます。

一般家計の資産の推移

これは一般家計の資産の推移を表したグラフです。

一般的に大学卒であれば23歳から就職をします。順調に出世を重ね収入が上がっていくとしましょう。退職時には退職金がもらえますから、そこが収入のピークとなります。
しかし、老後からは年金と貯金などで生活するため、資産は減る一方です。

また支出に関しては、結婚・出産・子育てにより支出は増えます。マイホームを買う場合は頭金で貯金がなくなってしまいます。そこからしばらくは貯金はできますが、子供の大学などで独立するとそこから支出が少なくなっていきます。
しかし子供が何人かいたりするとその支出は高いままなので、老後までにしっかりと貯金ができないかもしれません。

しかし、ここまでしっかりと綺麗なグラフを描く家計は大変少なく、今の50歳向けのアンケートでは、4人に1人が老後に十分な資金がないと言う結果も出ています。

私たちの資産は一生で綺麗に使い切るようになることがわかっていただけたでしょうか。さらに私たちの時代は100年あるとされており、このような従来型のグラフを描かないことが予想されます。

第二の法則を防ぐためには

しっかりと資産の計画を立てることができれば資産を右肩上がりで増やすことができることが可能になります。

そのためには以下の2点に気をつけるといいでしょう。

  • 支出をしっかりと見直し、支出を上がらないように気をつける
  • まとまった貯金をし、運用益からローンの返済などに回す

まとめ

「パーキンソンの法則」はしっかり理解できましたでしょうか。
始めは意識しないと自然にお金や時間がなくなってしまいます。
まずはしっかりと自覚すること、そして時間やお金を見直すことです。

この法則を理解して、次の行動に移すことができればまずはファインシャルフリーへの第一歩です。

コメント