こんにちわ。ダイキンです。
今回の記事は、会社員をやっている人メインの記事になります。収入の差はそれぞれあるかと思いますが考え方や本質は同じです。
収入が高いから楽な生活が送れる訳ではないことをしっかりと理解してもらえればと思います。
逆を言うと収入が低くてもしっかりと堅実に学んでいけば少しずつ資産は増やせますからね。
個人事業主の方でも知らないなって思う部分もあるかもしれませんのでもし興味あれば読んでもらえればと思います。
会社員だけやっていても決して楽にならない大きな理由
その理由がこの画像にあります。
これはロバートキヨサキさんの著書である「金持ち父さん貧乏父さん」と「キャッシュフロークワドラント」いう本で説明がありますが、
キャッシュフロークワドラントという図になります。その名の通り、「4つのお金の流れ」という意味です。
4つのアルファベットの頭文字を取ってESBIなんて呼ばれ方をするので覚えておきましょう。
この図のことを理解していくと何故サラリーマンだけでは一生楽にならないかが分かります。
では基本的な所から順番に解説していきます。
従業員(Employee)
世の中のほとんどの人が、この従業員に該当します。
ここにあたる人は日当、時給、月給、年収という言葉を使います。
この図では、Emloyeeの頭文字を取ってEと呼ぶことが多いです。
その名の通りEの方はどこかで雇われて働くいわゆるサラリーマンです。
基本的には月給や年収という概念で収入を得ることが多く、雇用主が設定した給与体系でお金がもらえます。
なので頑張ってもその会社での査定にうまく引っかからないと、評価されることが少ないかもしれません。努力が適正に評価されるかは会社に委ねられるので分かりません。
もちろん超エリートサラリーマンで年収1000万円を越えるような収入をもらってる方もいますが、所得税は累進課税という所得に応じて税金額が上がる制度もあるため、収入が上がった=手取り額が増える訳ではないということ理解しなくてはいけません。
会社としても、会社の経費を払った上で人件費として給与の支払いがあるので、なかなか気軽にあげる訳にはいきません。
さらに、給与が上がったり役職に付いたりするとその分責任などのストレスも上がるので、収入の増加はストレスの増加と言ってもいいかもしれません。どっちにしても自らその会社の経営に関して意思決定権が無い為、その会社のルールに従うか辞めるかの二択になりがちです。
ここに属する人のほとんどがお金に無頓着で自分がいくら税金を取られているかも知らないため、働いているのになかなか苦労が絶えないイメージです。
自分の時間を切り売りしているが節税などもしにくいためなかなか働いても働いても楽にならないのは税制的に仕方ないことなのです。
一言で言うと、人が作った仕組みに乗る人です。
自営業(Self employee)
自営業の方は頭文字を取ってSと呼ぶことが多いです。
英語を直訳するとそのままの意味ですが、自分で従業員をやるというイメージに近いです。
最近流行りのフリーランスですね。多くは、企業から仕事の案件を請負い業務委託という形で仕事をするケースや、お笑いや芸能事務所などに所属する形などが一般的でしょうか。
医者や弁護士などの専門などもここに該当します。他にも多くの自営業の方もここに該当します。
注意していただきたいのは、一般的に株などのデイトレードで稼いでいるような人もここに該当しています。
共通項目としては、自分の時間を切り売りしてお金に変えているという所です。なので基本的には収入が上がれば上がるほど時間がなくなっていきます。しかし自分がいなくなってしまったら収入が無くなってしまいます。
控除などを利用して節税できる分は従業員よりは所得が上がりやすいですが、累進課税は適用されるので収入が上がっても時間がなくなるという意味では従業員とあまり変わらないかもしれません。
一言で言うと自分が仕組みになる人です。
ビジネスオーナー(Business owner)
ここに該当する人は、創業経営者などが多いです。一度仕組みを作ってしまえば何もしなくても従業員が働いてくれるので、自動的に規模が大きくなっていきます。
孫正義、前澤友作、柳井正、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズなど世界的に有名な経営者などが挙げられます。
もうここまで来ると資産が自動的に増えていくので、収入が上がるほど時間が増えていきます。
人口割合的にもここに該当する人はそう多くありません。
一言で言うと、仕組みを作る側の人です。
資本家(Invester)
ここに該当する人は、不動産・本や音楽などの印税・株などの配当で収入を得ている人たちです。
金持ち父さん貧乏父さんでは投資家と翻訳されていますが、ここではトレーダーなどと区別するため資本家と敢えて呼ばせていただいています。
一言で言うと、お金に働いてもらう人と言えるでしょう。
左側と右側で大きく考え方が違う
このESBIの本質は左側(ES)と右側(BI)では大きな違いがあるという事です。
収入の種類が、左側は労働収入、右側は不労所得となっています。
労働収入
読んで字の通りでお分かりだと思いますが、労働収入は労働に対する対価としてお金を得ます。
従業員(S)だろうが自営業(S)だろうが、労働収入である事には変わりありませんので、節税できるなどの違いはあれど、基本的には時間=お金という事に変わりありません。
不労所得
一方で右側の人たちは、人や仕組みに働いてもらう、あるいはお金に働いてもらうので、一度できてしまえば仕組みを作った人は何もしなくてもお金がもらえるようになります。
右側の人の特徴として挙げられる不労所得は、読んで字の如くですが、何もしなくてもお金が得られるという事です。
収入が増えれば増えるほど時間が増えていくので、一度できてしまえば別のことに使える時間が増えていきます。
人口比率、資本比率
また、左側と右側で人口比率が9:1になっているため、世の中のほとんどが左側の人たちです。
なので当然のことながら、左側の人と右側の人では考え方が大きく異なるためもはや常識が違うと言っても過言ではないです。
なので右側では当たり前のことでも、左側の人からすると非常識ということも少なくないのです。
また世界の資本のほとんどを右側の人たちが独占しているため、少ない資本を分け合っている状態なのです。
金持ちと貧乏人の違いはキャッシュフローにある
ここに二つのバランスシートがある。バランスシートとは企業で言うと財務諸表と言われるものです。
簡単に言うとお金の流れを理解するための表と思ってもらって良いです。
ここで二つを比較すると面白いものが見えてきます。
収入が入ってくるところは共通しているが、その収入の使い方が大きく異なる。
貧乏人は収入のほとんどを消費あるいは負債を買うことに費やしてしまう。
一方でお金持ちになる人は、負債ではなく資産になる不動産や株や債券などの金融資産を購入する。
同じ不動産でも、貧乏人は負債であるマイホームだが、お金持ちは家賃収入になる不動産を購入する。
貧乏人にとって資産と思っているものが負債であるということはざらにある。
金持ちは資産となるものにしか手を出さないので、長い年月を経てそれらが蓄積するためにますます富が蓄積されて格差が広がっていきます。
あまりピンとこないほともいるかもしれませんがさっきほど説明した ESBIの概念とともにこのような考え方を知っておくといいかもしれないです。
結局どうしたらいいの?
一番良いのは会社員あるいは自営業をやりながら少しづつ貯金をして資本家(I)になることではないでしょうか。
なぜならビジネスオーナー(B)になるには、かなりの努力が必要なのと成功するとは限らないからである。
資本家になるにはコツコツ努力していけば決して無理ではありません。しかし、今まで普通だと思っている考え方を少しづつ矯正していく必要はあるかもしれません。
その一歩としてお金持ちの考え方を学ぶと言うことが大事です。資本家はお金があるからそうなったのではなく、そういう考え方だから資本家になったのです。
もし身近に資本家がいないのであれば本などでもいいです。僕の場合は、たまたま知り合った方が資本家でしたので会うたびに色々学ばせてもらって今があります。
なかなか出会う機会はないですが、少ない時間の中で何を吸収できるかです。
僕のブログにも少しですがそこから得られた知識が書いてあります。
簡単にできることや、簡単に取り組めるものをやったとしても基本的にはうまくいきません。
なぜなら色んな人が、そういった人たちをカモにしようと狙っているからです。
少しでも生活を楽にしようと思って、手軽に少額でできる投資に手を出して失敗した例は数えればキリがありません。
貯金しながらたくさん勉強してください。そして世の中で起こっていることに疑問を持ってください。
まずはそこから初めてみてはいかがでしょうか。
何事も一歩一歩着実に、堅実にやれる人が報われますからね。
コメント